パリ国立高等音楽院で教鞭をとる上田晴子氏によるピアノスクールです。
音楽専用ホール“パルナソスホール”の特性を活かし、特に室内楽の音楽づくりなど、技術面だけでなく演奏家としての心がまえ、音楽性にまで踏み込んだ、密度の濃いクリニックです。
ピアニストだけでなく、弦楽器・管楽器演奏家にとっても実りある講座です。
2022年7月28日(木曜日)~7月31日(日曜日) 10時00分開始予定
【会場】
パルナソスホール(姫路市立姫路高等学校音楽ホール)
【実技受講資格】
ピアノの専門的教育をうけている方(年齢制限なし)
【実技受講定員】
24名(6名×4日)アンサンブルまたはソロ
(※アンサンブルを優先的に選考します。)
【受講内容】
公開レッスン(約1時間)、受講曲目は任意の曲
申込方法等、詳しくは募集要項をご覧ください。
【聴講について】
聴講希望者は「聴講募集要項」にそって、お申し込みください。
(実技受講者につきましては、受講申込書の該当欄に記入し提出でも可能です。)
聴講料:2,000円/日(当日徴収)
※聴講募集要項(受講予定者、曲目記載等)は実技受講者決定後、6月中旬作成予定。
※今後の状況により開催内容が変更になる場合がございます。ご了承ください。
■講師プロフィール/
上田晴子(ピアノ)Haruko Ueda,Piano
東京藝術大学付属高等学校、同大学卒業、同大学院修了後、ロータリー財団奨学生として渡仏、パリ・ヨーロッパ音楽院卒業。1986年、ロン・ティボーコンクール入賞、1995年、日本国際ヴァイオリンコンクール最優秀伴奏者賞など受賞。
ソリスト、室内楽奏者として日本、ヨーロッパで演奏活動を行う。共演する演奏家はJ . J .カントロフ、P .ヴェルニコフ、O .シャルリエ、千々岩英一、小林美恵、玉井菜採、A・デュメイ、S・ルセフ(ヴァイオリン)、B .パスキエ(ヴィオラ)、堤剛、笹沼樹(チェロ)、M .アリニョン、N .バルデイルー(クラリネット)、エネスコS Q 等。
録音は、A L Mより、カントロフとのC D「プロコフィエフ、シュトラウス・ヴァイオリンソナタ集」(レコード芸術誌準特選)、同誌特選の「ドホナニ、エネスコ・ヴァイオリンソナタ集」「エネスコ、ブゾーニ・ヴァイオリン作品集」「ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ全曲集v o l . 1 , v o l . 2 , v o l . 3 」、M・アリニョンとのC D(レコード芸術誌準特選)、エイヴェックスよりL・カンタとの「メロディーズ」(レコード芸術誌特選)、オクタヴィアレコードより千々岩英一との「ポエム」(レコード芸術誌準特選)、フランスのレーヴェルでL・コルシアとの「ミスターパガニーニ」、郷古廉との「ブラームスソナタ」など多数。
2019年2月、姫路市文化芸術賞受賞。2020年に音楽之友社より「室内楽ライヴ・レッスン」刊行。
現在、パリ国立高等音楽院室内楽科教授、ピアノ科准教授。
パルナソスホール