パルナソスホール(姫路市立姫路高等学校音楽ホール)

文字の大きさ

標準拡大

パルナソスホールブログ

2020年7月16日 更新

約5ヶ月ぶり。コンサート再開へ

こんばんは、ホールスタッフです😊
先日12日のホールオルガニストか贈る「オルガン・アワー」、無事終演いたしました。
約5ヶ月ぶりとなるコンサート。
企画から本番まで1ヶ月足らずという短期間の中で、50名様限定ではございましたが、どれほどのお客様にお越しいただけるか、また反応があるか、私達も未知数でございました。
おかげさまで、申込は開始初日の午前中に満席に。
アンケートにも沢山お声がありましたが、
『待っていました!』や、『久々の音に心が喜んでいました』など、お客様も再会を待ち望んでくださっていたのが伝わってきました。

20200712オルガンアワー公演写真

企画の段階から、コンサート再開へ向かう第一歩は、ホールのシンボルでもあるオルガン演奏会で!と考え、ホールオルガニストとともに準備を進めてまいりました。
そして、『希望と祈り』をテーマにプログラムを組んでくださった長田さん。
「不安や悩みといった心の内を表現した冒頭から、だんだんと希望が差し込んできて、、、」とお話しされていた、K.ヨハンセンさんの希望の歌。
明るくて、どこかホッとするようなあたたかさを運んでくれるバッハのトリオソナタ第5番。
そして本編ラストのバッハのフーガでは祈るようなテーマ…と、はじまる前にテーマを弾いてから演奏され、アンコールでは、YouTubeでも取り上げたアメリカの作曲家ルロイ・アンダーソンの曲から、シンコペーティッド・クロックをコミカルに演奏し、楽しく幕を閉じました。

オルガン・アワー公演写真

今回、感染症対策として、距離を保ってのご入場、検温、チケットレス、手指の消毒を入場時に実施。スタッフもフェイスシールド、マスク、手袋で接客させていただきました。
ご協力ありがとうございました。
座席の間引きは、どうせなら楽しんでもらいたいなぁと気持ちで、色んな作曲家さんにご来場いただきました。

着座不可の座席マークのひとつ

その他にも、席数限定でのコンサートを、限定だからこそ出来ることをしたいと思い、スタッフ、オルガニストで、ひとつひとつ手書きしたメッセージカードをプログラムに添えました。
このようなコロナ禍にならないと、考えもつかなかったかもしれません。

どんな時も楽しく、面白いことを。
一緒にお楽しみいただけておりましたら幸いです。

まだまだ予断を許さない状況が続いておりますが、感染防止に留意しつつ、皆様に今後も生演奏を楽しんでいただけますように、進めてまいります。
応援してくださっている皆様に心から感謝を。

Language