ホールオルガニストの長田真実です。
7月12日、当ホールの新しい幕開けとなった演奏会「オルガン・アワー」にご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました。
今回は50名様限定と座席が数少ないなか、大変うれしいことに申し込み初日で完売！ホールで再び音楽を聴きたい、オルガンの響きに浸りたい、演奏家やホールを応援したい！という、みなさまの温かいお気持ちをこのような形で知ることができ、本当に本当に幸せいっぱいです。
そして、なによりホールオルガニストとしては、新しい幕開けを当ホールのシンボルであるオルガンでスタートできること、特別な思いでした。
ここまで一緒にホールを支え、公演準備に心を尽くしてくださったスタッフに背中を押していただき、みなさまの拍手が響く舞台に出た瞬間、喜びと感謝で一気に熱いものがこみ上げてきました。
すこし落ち着いた今、改めてみなさまからのアンケートをゆっくり読ませていただいています。演奏会のテーマ「希望と祈り」として選んだ作品に、「今の自分たちの想いを重ねて聴きました」「久しぶりの生の音が聴ける幸せとこの時間が持てることに感謝！」といったお声をたくさんいただき、音楽を通して私がお伝えしたかった想いがみなさまにも届いていることが本当にうれしいです。
客席につけられたスタッフ作の「作曲家シリーズ」、私たちスタッフ一同からのメッセージカードなど、会場のいろんなところにホールの想いを詰め込んで、大きな喜びとともにみなさまをお迎えできましたこと、改めて感謝申し上げるとともに、これからもホール一丸となって頑張ってまいります。
ホールオルガニスト
長田真実