パルナソスホール(姫路市立姫路高等学校音楽ホール)

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パルナソスホールブログ

2023年3月30日 更新

ファゴット奏者 ウルリッヒ・ヘルマンさんに一問一答

第2回は、ファゴット奏者のウルリッヒ・ヘルマンさんにお答えいただきました。

(>第1回 はこちら「オルガンシリーズ 大平健介さんに一問一答」から

 

ウルリッヒ・ヘルマンさん
ウルリッヒ・ヘルマンさん

ファゴット奏者 ウルリッヒ・ヘルマンさんに一問一答

―――大平さんの第一印象は。

とても優れた音楽家だと感じました。ユーモアのセンスに富み、言葉の説明が無くとも理解し合えると感じました。

 

―――ウルリッヒさんにとって、オルガンという楽器のイメージは。

オルガンとはこれまで何度も共演してきましたが、ケンに出会うまでは、オルガンは細かい柔軟性に欠ける楽器だと思っていました。ケンと演奏して、その豊かな柔軟性と、音色選択の想像力の幅広さに感動しました。

 

 

 

―――シュトゥットガルト歌劇場管弦楽団などでのご活躍を経て、ケルン音楽大学の教授に就任されました。若い音楽家たちにどんなことを伝えたいですか。

昨今の不安定な世界情勢の中で、芸術や音楽を通して、一人ひとりの中にある良き人間性を見つけ、磨いていってほしいです。

 

27年務めた歌劇場管楽団の仲間と最終日に。

 

ケルン音楽大学の学生たちと。

 

 

―――ところで、奥さまが日本人だと伺いました。日本食もお好きとのことですが、いちばん好きな奥さまの手料理は?

奥さんの料理はなんでも好きです。とんかつや天ぷら、そして鍋料理です。

 

ウルリッヒ・ヘルマンさんとご家族

 

―――初めての姫路で、楽しみにしていることは。

もちろん、パルナソスホールでケンと演奏できることも楽しみですが、姫路の景色を目にし、また人々の様子を垣間見ること、それから、食事についても楽しみにしています。

 

 

(2023年3月メールインタビュー)

©Sandra Wolf
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